お口の豆知識

丈夫だけど怖いメタルコア!

こんにちは

那珂川町中原にある古賀歯科医院のDT(歯科技工士)御手洗です

毎日辛い暑さが続きますが、皆様どうやって涼を求めていらっしゃいますか?

私はもっぱら扇風機を抱きしめています

 

今回はさし歯の土台の部分(コア)についてお話しをさせて頂きます

神経を取った歯には歯の形を復元するように全体を覆う形のかぶせ物(所謂さし歯)

が入りますが、実は二段構造になっているのはご存知ですか??

歯の神経を取る治療後は根の中にしっかりとした

土台をたててその上に歯の形のかぶせ物を入れています。

通常保険の治療では金属でできたメタルコアを使用しています。

歯根破折

 

 

 

 

 

 

 

メタルコアは名前の通り金属でできているのでとても丈夫ですが、

非常に固くしなやかさがありません

その為、噛んだときにかかる力が分散されず一カ所に加わります

 

それを繰り返すことで歯根にクラック(ひび)が入り、最悪の場合歯根破折が起こります。

 

無題

歯根にクラック(ひび)が入った状態

歯根破折

 

 

 

 

 

 

⇧歯根が破折してしまった状態

 

歯根破折が起こってしまうと、歯として存続させることは難しく

基本的には抜歯になってしまいます

また、歯ぎしりや噛みしめをされる方は食事以外でも歯に力が加わっており、

より歯根破折のリスクが高まります

歯根破折を防ぐには固い金属ではない材質のコアを入れることや

(特殊な樹脂でできたしなやかさのあるファイバーコア等)

食事以外で歯に余分な力がかからないようにする必要があります

 

歯を残していくためにはむし歯や歯周病の治療を

しっかりとしていくことはもちろんですが、

それ以外にも歯に負担がかからない材料精度の高い物を入れて

歯を守っていく事もとても大切になります

 

 

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入れ歯を支える大切な歯

こんにちは

那珂川町中原にある古賀歯科医院のDT御手洗です(^^)

 

今回は部分入れ歯を支えている歯についてお話します。

総入れ歯と部分入れ歯では

入れ歯を支えている仕組みや構造が違うのをご存じですか??

 

総入れ歯は顎の粘膜全体を覆うことで、入れ歯を吸着させて安定させています。

部分入れ歯は粘膜の部分とクラスプがかかっている歯で、入れ歯を支えています。

粘膜にももちろん安定させるために力を分散させる役割がありますが

支えの要になっているのはクラスプがかかっている歯【鉤歯(こうし)】です。

 

ノンクラスプ2

 

 

 

 

 

この歯にはかむ力だけではなく、

入れ歯を横揺れや外れないように安定させる為の力(把持・維持)と

欠損している歯のかむ力(支持)も同時に負担をしています。

例えば6番目と7番目の歯を失いそこに部分入れ歯を入れる場合、

手前の5番目の歯には必ずクラスプがかかります。

鉤歯


 

 

 

この5番目の歯には後ろ2本分のかむ力と入れ歯が動かないよう支える力がかかってきます

 

欠損の本数が多いほどこの歯にかかる負担は大きくなってしまいます

負担を減らすために他の歯にもクラスプをかけ、力が分散できる設計にする必要があります。

また、この鉤歯にかかっているクラスプ周辺にはプラークがつきやすく

口腔ケアを怠るとむし歯の原因にもなってしまいます

鉤歯には常に色々なリスクが伴っているんです(>_<)

 

お口の中を横切るバー(金属)に不快感を感じられる方もいらっしゃるのではないでしょうか?

舌感や窮屈な感じがして嫌だからと装着感だけを考えた形にしてしまいますと

鉤歯への負担がとても大きくなり、

歯の動揺や歯根膜の拡大等が起こり痛みを引き起こしやすく、

最悪の場合抜歯になってしまいます

 

そうすると今度は別の歯にクラスプをかけることになり、増えた欠損歯の負担も増え、

これを繰り返すことで健康な歯を失ってしまう原因になります

部分入れ歯は不快だからと装着や作製を希望されない方もいらっしゃいますが…

歯の移動が起こり、入れ歯を入れられない口腔内になってしまうと、

「咬合の崩壊」が起こり「咀嚼機能の低下」から体全体へと

健康被害が広がってしまう事になります

 

歯を守るためには入れ歯を入れなくていいように

しっかりとした口腔ケアをして歯を残していくことと、

入れ歯を入れる場合は粘膜や鉤歯への負担を考えた設計や

「余分な力」がかからない「適合の良い」入れ歯

を作っていく事がとても大切になります

 

 

 

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喫煙のおそろしさ

こんにちは。
筑紫郡那珂川町中原にある古賀歯科医院のDH江越です。
本日は喫煙についてお話をしていきます。
 
子どもの歯ぐきが黒いっ!!!
下の写真のように、歯ぐきに帯状の黒い模様が…
このようなお子さまがいらっしゃいます。
お子さんは、タバコを吸っているのではありません。
ご両親や周辺の方がヘビースモーカーであると、
なんとお子さまの歯ぐきにまで影響を与えてしまうのです。
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喫煙がもたらす影響は様々ありますが、
自分だけではなく、
ご家族や大切な人の健康までをも
害してしまう、恐ろしいものなのです。
 
受動喫煙であっても、
●喘息
●肺がん
●呼吸器感染症
●脳卒中
●心筋梗塞
などの害を被るのです。
 
 
 
そして古賀歯科医院では、
歯周病が進行している患者様に対して、
 “歯周病の治療”を行っています。
“歯周病の治療”というものは
 歯周病を促進させる手助けをする
 歯ぐきの奥にある歯石やプラークを減らして、
 歯周ポケットを改善させる治療です。
とても細かい作業であり、患者様には負担がかかるため、
お口の中を6ブロックに分け、
少しずつ治療を進めていかなければなりません。
 
しかし!
ここまでせっかく頑張って歯科医院に通って、
 歯周病の治療をおこなっても、
 ヘビースモーカーであった場合どうなると思いますか?
 
 
喫煙は、免疫機能に対して、抑制的に作用するため、
歯周病の治療を行っても治りが悪いのです。
 
喫煙はなかなか辞められるものではないようですが、
やはり私たちに与える害は
とてつもなく大きなものです。
 
お子さまのために・・・
自分の将来のために・・・
減煙、禁煙をすすめていきたいものですね。
 
 
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第一回”hygeia(ヒィギュエイア)” のDHスタディグループ!

こんにちは!筑紫郡那珂川町中原にある古賀歯科医院のDH三宅です(^_^)

 

先日、”hygeia(ヒィギュエイア)” のDHスタディグループに

歯科衛生士の江越さん、佐々木さんと一緒に参加してきました!!

 

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写真の左から2番目の方がhygeia代表の西依さんです

”hygeia(ヒィギュエイア)”とは、『健康の女神 』という意味があるそうです!

 

 

 

第1回の内容は「食の入り口である口腔」でした!

 

第一講座は食や噛む力について研究されている作業療法士の平尾先生と

”食育”について勉強させていただいきました!

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平尾先生が用意してくださった150mlのブラックコーヒーに

シュガースティック3gを一本ずついれて飲んでいきました。

5本入れると、砂糖の量は10%になりすごく甘くて、飲むのが辛くなります。

 

ペットボトルのジュースもほとんどのものが10%が砂糖だそうです!

 

スティックジュガーを5本入れたコーヒーと同じ量の砂糖が入っていますが

私達はペットボトルのジュースだと普通に一本飲みきってしまっています!!

知らないうちにそれだけ砂糖を摂取してしまっていることにとても驚きました!!

 

また最近の食べものは、柔らかく、噛まなくても飲み込めるものが増えています。

大学生に「最近食べた一番硬いものは?」と平尾先生がアンケートを取ったところ

チョコレートやスナック菓子と答える学生が多かったそうです!

ゴボウやレンコンなど歯ごたえのある野菜を答えた学生は、

ほとんど居なかった!とおっしゃっていました。

 

 

”よく噛む”ということで身体に良い8つの効果があります!

 

『ひみこのはがい〜ぜ!』

 

ひ→肥満防止(よく噛むことで満腹中枢に対して「食欲抑制メカニズム」が働き過食を防ぐ)

 

み→味覚の発達(よく噛むと唾液がたくさん分泌され食べ物の味が溶け出し、より深く味わえる)

 

こ→言葉の発達(よく噛むことで顔の筋肉が発達し発音が明確になる)

 

の→脳の発達(よく噛むことで脳細胞が活性化され、お子さんはより賢く、大人は脳の老化進行防止になる)

 

は→歯の病気予防(よく噛むことで唾液の分泌が促され、口腔内がきれいになって歯肉も丈夫になる)

 

が→がんの予防(唾液中に含まれる酵素が食品中に含まれる有毒物質の発がん作用を弱める)

 

い→胃腸快調(食べ物を細かく砕くことで、胃腸への負担が減る)

 

ぜ→全力投球(全身に力が入り体力や運動能力の向上に繋がる)

 

 

このように、”よく噛む”ということは身体によいことばかりなのです(^_^)

 

一口30回噛みましょう!と言われることもありますが

毎回の食事で行うことは難しいところもあると思います。

 

最初の一口だけでも30回噛むことを意識したり

良く噛もうと考えるだけでも唾液の分泌は促進されるそうなので

ぜひ皆さんもやってみてくださいね

 

 

第二講座では、荒木先生が甘麹のスムージーを作ってきてくださいました

食前に飲むことで、身体に今から食事をするサインを送り、消化を促すことができるそうです!

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”和食”を食べることの大切さ、会話をしながら楽しく食事をすることは

とても素晴らしいことだと思いました

 

作業療法士の平尾先生から、歯科は予防ができますよね!と言われました。

確かに、内科や整形外科などはもう病気にかかっていたり、痛みがあるときに行くことがほとんどです!

歯科の場合は定期検診を受けている人と、痛みがあるときだけ受診された方だと、

80歳で残っている歯の数は10本以上違うという結果がでています

このように、予防ができ、患者さんの健康を守ることができるなんて

歯科衛生士という仕事を改めて素晴らしいなと誇りに思いました!!

 

 

スタディーグループで学んだことをこれからの診療にも生かしていきたいと思います!!

 

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唾液はとっても働き者なんです^^

こんにちは

那珂川町中原にある古賀歯科医院DTの御手洗です
今回は唾液についてお話ししたいと思います(^^♪

健康な食生活を送るうえで歯はとても大切な組織ですが、

唾液もとても大切な役割があるのをご存知ですか?

一日に1ℓ〜1.5ℓ分泌されていて99.5%が水分の唾液ですが、

残りの0.5%が無機物と有機物で、できています

この有機物の中に有名なデンプンを分解してくれるアミラーゼがあります。

これが唾液の主な役割の「消化作用」です

 

他にも、

▶唾液中に含まれる抗菌物質が口腔内の細菌を洗い流す「浄化作用」

▶細菌の繁殖を抑えてプラークの発生を抑える「抗菌作用」

▶かたい歯と柔らかい粘膜が接触して傷つかないように口の粘膜に皮膜を作る「粘膜保護作用」

▶唾液中のカルシウムイオンやリン酸イオンが働いて歯の組織の修復をする「再石灰化作用」

▶むし歯を発生させる原因となる酸の濃度を中和させる「中和作用」

があります(^◇^)

唾液の作用

 

 

 

 

 

 

ドライマウス(口腔乾燥症)や口呼吸になってしまうと唾液の分泌量が低下し、

歯とこすれて舌に痛みがでたり、食事の際食物が引っかかり嚥下がしにくくなります

また、唾液中には傷を治す作用もあるので唾液が少ないとお口の中の傷も治りにくくなってしまいます

 

このとっても働き者な唾液ですが、

睡眠中は分泌量が減少し、殺菌・浄化作用が低下するので

むし歯や歯周病になるリスクがとても高まります

また、細菌が繁殖してしまうと起床時に口臭が強くなってしまう原因にもなります…

 

口臭

 

 

 

 

 

 

睡眠前にはお口の中に細菌が繁殖しないように歯磨きだけではなく、

汚れが残りやすい歯の間も歯間ブラシや、フロスを使って

しっかりと磨いていくことがとても大切になります。

 

 

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口の中にゴールドってどう思われますか?

こんにちは

那珂川町中原にある古賀歯科医院DT御手洗です

 

今回はお口の中に入れるかぶせ物の金属のひとつ『ゴールド』についてお話したいと思います

ごーるど

 

 

 

 

 

 

 

ゴールド色、というとアクセサリー等でよく目にされる色ではないでしょうか??

見た目的に派手だな…という印象を強くお持ちの方が多いと思います

また、昔の『金歯』のイメージが強く、それを口の中に入れるなんて…と倦厭される方も多いと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし実際は、上の写真のように保険の銀よりも発色が良く艶もあるのでお口の中が明るく見えます

笑って金がキラリっなんてことも実際にはありません。

他にも、ゴールドには見た目なんて気にならない様々な優れた特徴があります

その中からいくつかご紹介させて頂きます。

①適合がとても良い

ゴールドは精密な型取りをして作るので歯との境目がなく接着剤(セメント)の量を最小限に出来ます。

歯肉炎や二次的なむし歯の原因には、セメントが溶け出すことでできる隙間が関係しています。

そのためセメントの量が少なくて済むということは、歯肉炎や二次的なむし歯になりにくいということです。

また隙間にフロスや歯間ブラシがひっかかりにくく清掃しやすくなります。

 

②腐食や酸化がしにくく、歯の変色が起こらない

ゴールドはとても安定しており、お口の中に金属イオンが溶け出すことが少ないので

歯や歯肉の変色が起こらず、金属アレルギーを起こす可能性も比較的低いと考えられています。

色に関しても艶があり汚れが付きにくいので口腔ケアもしやすいです。

 

③歯と近似した熱膨張率、硬さである

ゴールドは歯と近似した熱膨張率と硬度なので

温度変化やかむ力が加わった時の『たわみ』が起こりにくく違和感が少ないです。

また、『しなやかさ』がある素材なので、歯や歯根への負担を減らします。

 

他にも優れた特徴が沢山ありますので気になる方はスタッフまでお尋ね下さい(^^)

 

多くの方が白か銀かなど色調だけに目が行きがちですが、

噛むという機能を考えた、『歯を守っていけるかぶせ物』というのがとても大切です。

食物を噛む際には一噛みで10〜50㎏と自身の体重と同等の力がかかっていると言われていますので、

より力がかかる奥歯には、歯に負担がかかりにくい素材を選択する事も重要です。

歯は毎日使う物です

何でも食べられて美味しい食生活を送るために、どの材料を選択するかこの機会に考えてみて下さいね(^o^)

 

 

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見つけにくいむし歯があるのをご存知ですか?

こんにちは、那珂川町中原にある古賀歯科医院院長の古賀です。

むし歯というと、白い歯が黒くなったり、

穴が開いたりしている状態ということはご存知ですよね。

私たちも検診の時にはこういった特徴を頭に入れて診断しています。

しかし、見た目ではわかりづらいむし歯があります。

それが【 隣接面カリエス 】です。

これは歯と歯の間にできるむし歯のことです。

 

こちらの写真をご覧ください。

隣接面カリエス

 

一見すると健康な歯のように見えます。

次にこちらのレントゲン写真をご覧ください。

 

レントゲン

 

黄色の矢印の先にある黒い影がむし歯です。

歯と歯の間から大きく進行したむし歯を認め、

歯髄(歯の神経)にまで近づいていることがわかります。

 

このように【 隣接面カリエス 】はある程度進行しないと

見た目に気が付きにくいので

知らず知らずのうちに大きくなっていることが多いむし歯です。

【 隣接面カリエス 】を防ぐためには、フロスを使用する以外ありません。

 

こちらが当院で扱っている指巻タイプのフロスです。

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(ライオンHPから転載)

こちらは当院で扱っているホルダータイプのフロスです。

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(ライオンHPから転載)

こちらは当院で扱っている子供用フロスです。

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歯ブラシを丁寧にされている方は多くなりましたが、

フロスまで使用されている方はまだ少ないように思います。

当院ではブラッシング指導の中でもフロスの使い方を指導しています。

歯ブラシを終えた後、試しに一度、歯と歯の間に通してみてください。

きっとその汚れ具合と臭いに驚かれると思います。

歯と歯の間のむし歯予防に、ぜひフロスを使う習慣を取り入れてくださいね。

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かぶせものを入れた後の違和感 つづき

こんにちは、那珂川町中原にある古賀歯科医院院長の古賀です。

 

「型採りをしてクラウン(かぶせもの)やインレー(つめもの)を装着した直後

に次のような違和感を覚えたことはありませんか?」

①「歯の間にものがはさまっているようで、歯と歯の間が窮屈な気がする。」

②「噛み合わせの調整をしたんだけど、まだ少し強く当たるような気がする。」

という問いに対して前回のお口の豆知識ブログで

①についてお話しいたしました。(前回のブログはこちら

 

今回は②「噛み合わせの調整をしたんだけど、まだ少し強く当たるような気がする。」

についてお話ししようと思います。

まず歯の構造に関して下のイラストを見てください。

歯根膜

ここで歯根膜というものに注目します。

歯は直接骨とつながっているのではなく、

歯根膜という線維性の組織(ゴムみたいなもの)というものを

介して歯槽骨とつながっています。

いわば歯はゴムのようなもので宙づりにされているのです。

下の写真のようなイメージをもっていただけるといいかもしれません。

ジャンプ

このように歯根膜があることによって歯は強い衝撃から守られています。

またこの中に感覚受容器というものがあり、

食感と呼ばれるような食べ物のやわらかい、かたいの程度を感じ取っています。

その他にももっと重要な働きをしているのですが、またの機会にお話ししますね。

 

歯を削って型採りをしてクラウンやインレーを装着するまでには

約1週間ほど治療間隔が空きます。

その間には「仮のふた」をするのですが、元の歯に比べるとやわらかい材料なので

今まで上下の歯がしっかりと噛み合っていた感覚が一時的に弱まります。

1週間後クラウンやインレーを装着すると、高さはあっているのですが

やわらかい「仮のふた」に比べ硬いので、歯根膜が今までの感覚と違うと感じます。

そこで「噛み合わせの調整をしたんだけど、まだ少し強く当たるような気がする。」となるのです。

数日たてば歯根膜が元の感覚をとり戻し、違和感がなくなります。

それでも噛み合わせに違和感があれば、再度診査を行い噛み合わせの調整を行います。

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かぶせものを入れた後の違和感

こんにちは、那珂川町中原にある古賀歯科医院院長の古賀です。

 

型採りをしてクラウン(かぶせもの)やインレー(つめもの)を装着した直後

に次のような違和感を覚えたことはありませんか?

 

①「歯の間にものがはさまっているようで、歯と歯の間が窮屈な気がする。」

②「噛み合わせの調整をしたんだけど、まだ少し強く当たるような気がする。」

 

今回は①に関係が深いコンタクト調整についてお話ししますね。

コンタクトとは「接触」という意味から、

隣の歯と接触しているところをコンタクトポイントと呼びます。

歯と歯は接触しているように見えますが、実はわずかながら隙間があります。

 

コンタクト1

 

コンタクトは広すぎるとものがはさまりやすくなり、

狭すぎるとフロス等での清掃ができなくなります。

そのためクラウンやインレーを入れるときには約30~50μmの隙間に調整します。

μmは1000分の1ミリの単位なので、私たちはミリではなくマイクロ単位での調整を行っています。

口腔内ではそれだけの精密さが求められています。

約30~50μmに調整したコンタクトですが、入れると多くの方が少し窮屈に感じます。

それは治療により一時的にコンタクトが失われ、

装着するまでの間にわずかながら歯が動いてしまったことが主な原因です。

そのため調整して装着した直後は上記のような違和感を感じるのです。

しかし装着から1~2日ほど経つと歯が元の場所に戻ることにより、

ほとんどの場合違和感がなくなります。

もしそれでも違和感がなくならないことがあればご相談ください。

 

次回は②「噛み合わせの調整をしたんだけど、まだ少し強く当たるような気がする。」について

書いてみたいと思います。(つづきはこちら

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むし歯治療後の痛み

こんにちは、那珂川町中原にある古賀歯科医院院長の古賀です。

今回は「むし歯治療後の痛み」についてお話しいたします。

むし歯を削って治療をしたのに、冷たいものなどがしみる

という経験をされた方は多いのではないでしょうか?

治療をしたのに症状がなくならないのは治ってないんじゃないの?

とみなさん不安を抱くことと思います。

まずこちらの歯の基本構造を見てください。

歯の構造

むし歯を削ったところがエナメル質だけだった場合は、

まずしみることはありません。

しかし、象牙質におよぶむし歯を削った場合はしみることが多いです。

緑の〇で囲ったところを拡大したのが下の図になります。

象牙細管

象牙質は象牙細管と呼ばれるチューブを集めたような構造になっています。

そして歯髄にある象牙芽細胞からのびる細長い神経組織が

この象牙細管のなかを通っています。

象牙質にまで及んだむし歯を治療するときには、

この神経組織の末端も一緒に削り取らざるを得ません。

また削る時の振動や刺激が伝わったりするために、

歯髄が軽い炎症を起こします。

治療後にしばらく痛んだり、しみたりするのはこういう理由です。

冷たいものなどの刺激が伝わり続けると、

やがて歯髄と象牙質の間に第2象牙質と呼ばれるものが作られます。

これには約3ヶ月ほどかかる(個人差があります)のですが、

第2象牙質ができるとしみるなどの症状が消えることがほとんどです。

そのために「しばらく様子をみましょう。」と私たちはお伝えしています。

またむし歯が大きく、歯髄に近接していた場合などで

しみる症状が強くなってきた、うずく痛みがでてきたなど

症状が悪化するようなことがあれば、神経をとる処置を行うことがあります。

歯を長持ちさせるために、私はできるだけ神経を残す処置を選択しています。

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