お知らせ

古賀歯科医院のお子さんメンテナンス

こんにちは!福岡県那珂川市にある古賀歯科医院、歯科衛生士の尾中です。

 

今回は、当院の「お子さんのメンテナンスの仕組み」についてお話します!

 

 

歯科のメンテナンスとは

歯の表面の汚れや歯石を取り除き、口腔内の清潔さを保つことで、むし歯や歯周病の予防や進行を止めることを目的として行われています。

 

小児メンテナンスにはたくさんのメリットがあります!

 

・むし歯の原因菌の感染率を抑えることができる

・むし歯や歯周病のリスクを減少させることができる
・早い段階で、口腔内の状態を知ることができる
・むし歯予防への意識が根付き、大人になっても健康な状態を維持できる
 
 
 
将来自分の歯を残せるか残せないかは、幼い頃からのメンテナンスが
とても重要になってきます!
 
 
 
 
むし歯ができるお子さんは、「3歳まで」に最初のむし歯ができます!
 
反対に、3歳までむし歯を作らなければその後もできない可能性が高くなります!
 
 
< 古賀歯科医院が行うお子さんのメンテナンス内容 >
 
①カウンセリング(初診)
 トリートメントコーディネーターが保護者、お子さんに対してメンテナンスの
 必要性についてお話させていただきます。
 そして、フッ素の使用状況や歯磨きの回数、仕上げ磨きの状況、フロスの使用頻度
 などを確認し「むし歯のリスクチェック」を行います。
 
 最後に、普段の食事に関する記入シートをお渡ししております。
 2回目の来院時に記入してお持ちいただき、それをもとに、
 歯科衛生士が食事の内容や間食指導、仕上げ磨きなどのアドバイスを行います!
 
②口腔内診査
 お子さんの状況に応じてチェアまたはキッズルームで検査を行います。
 
 ・口腔内写真の撮影
 
 
 
 
 ・レントゲン撮影
  パノラマレントゲン…永久歯の有無の確認(6歳以上)
 
 
  デジタルレントゲン…むし歯の有無の確認
 
 
 
 
 ・歯周病検査(中学生以上)
 
 ・ダイアグノデントペン
  裂溝(歯の溝)のむし歯の深さを測定します。
  レントゲンでは判断しにくいむし歯も、数値を測ることで
  治療が必要かどうかの判断が出来ます。
 
 
 
 ・歯科医師による口腔内チェック
  むし歯の有無や歯並び、口腔習癖などの確認をします。
  
 
③診査結果の説明
 お子さんと保護者様に検査資料を使用し説明を行います。
 
 
④口腔内清掃
 歯石取り、機械的歯面清掃、歯科衛生士による歯磨き指導を
 行います。
 
 

 

 
⑤フッ素塗布
 15歳以下のお子さんは無料でフッ素塗布を行っています!
 歯科で扱うフッ素は、フッ素濃度が高くむし歯予防にとても効果があります!
 塗布後、30分は飲食を控えていただきます。
 
 
 
 
 
むし歯を予防するために効果的な習慣・・・
 
それは、 “フッ素を使用すること” です!
 
当院では、歯科医院でのフッ素塗布とは別に
ご自宅で毎日行う「オラブリスフッ素洗口」をお勧めしています。
 
 
「オラブリス」とは?
 
フッ化物洗口剤の一つで、お子さんから大人の方まで毎日お使いいただけます。
夜寝る前、歯磨き後にうがいをしていただくだけで大丈夫です!
 
オラブリスの特徴は、
①味がしない ②匂いがしない というところです。
 
無味のため、お子さんにも使用してもらいやすいです。
 
オラブリスは、古賀歯科医院で販売しています
気になった方は是非お気軽にお声掛けください!
 
 
 
 
「6歳臼歯はむし歯になりやすい?!」
 
永久歯で1番最初に生えてくる奥歯を「6歳臼歯」といいます。
 
6歳臼歯は歯の溝が他の歯に比べて深いという特徴があります。
溝が深いと歯ブラシが当たりにくいため、そこからむし歯になる
リスクが高くなります。
 
6歳臼歯が生えたら、フッ素の樹脂で溝を埋めておくことで
むし歯予防につながります。
 
それが、「シーラント」です!!
 
当院では、積極的にシーラントによるむし歯予防処置を行っておりますので
分からない点などあればお気軽にお尋ねください。
 
 
 
 
当院では、「むし歯ゼロ」を目指してメンテナンスや予防処置を
行っています。
一度むし歯になってしまい、歯を削って治療をしてしまうと
歯の寿命は短くなってしまいます。
 
 
定期的なメンテナンスを行い “ 生涯むし歯ゼロ! ” を目指しましょう!
 
 
 
 
 

 当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
 
古賀歯科医院  ☎092-952-8078
 

舌の正しい位置について

こんにちは!福岡県那珂川市にある古賀歯科医院 歯科衛生士の佐々木です。

今月は正しい舌のポジションついてお話していきます。

 

みなさんは通常舌の先端はどこにありますか?

①下の前歯の裏側

②上あごにくっつている

③どこにもついていない

 

 

正解は…

 

 

 

正しい舌の位置は②の上あごにくっついているです!

舌の先端が下の写真の〇の部分に付き、舌全体が上あごに接しているのが

正しいポジションです。

①や③のように正しい位置にない方は、舌の筋力が低下している可能性があります。

このようなことを「低位舌(ていいぜつ)」と言います。

 

 

舌が正しい位置にないと筋力が低下し、身体にも様々な影響を与えます。

 

①口呼吸になる

正しい呼吸は「鼻呼吸」ですが、低位舌であったり口唇の筋力低下により、

口がポカンと開いている「口呼吸」になることが多いです。

口呼吸は、外気を直接口から喉に吸入することで、

空気中にある小さなごみや埃、細菌やウイルスなどを

体内に取り込んでしまい風邪を引きやすくなります。

詳しくは先月のブログをご覧ください!

 

お子さん、口呼吸していませんか?

 

②歯周病やむし歯になりやすくなる

口呼吸を長く続けると口腔内が乾き、唾液の分泌量が減少します。

特に寝ている時は唾液の分泌量が減るため口を開けて寝ている方は

乾燥しやすくなります。

歯垢などの磨き残しがあると口腔内の細菌が増え、

歯周病やむし歯になりやすくなります。

 

他にも

・歯並びが悪くなる

・いびきや無呼吸症候群になる

・滑舌が悪くなる

・顔のたるみ

・姿勢が悪くなる

などといったデメリットも多くあります。

ただ日頃意識するだけでは、なかなか改善が難しいと思います。

まずは舌を正しい位置に戻すトレーニングをしましょう!

 

あいうべ体操や舌回しが簡単に出来るのでおすすめです☆

 

あいうべ体操のやり方

あー いー うー べー で1セットです。

これを1日30セットを目安に行いましょう!

 

舌回しのやり方

 

このようなトレーニングを続けていると舌や口周りの筋肉を

同時に鍛えられるので、咀嚼力が向上し、よく咬んで食べることができ、

嚥下もスムーズに行えるようになります。


また、唾液がよく出るという効果もあります。

唾液を分泌する3大唾液腺(耳下腺、舌下腺、顎下腺)は、

筋肉に刺激されて、唾液の分泌が促進されるため唾液の分泌量が増加します。

唾液の分泌量が増加すると歯周病やむし歯、口腔内乾燥の予防につながります。


さらに、睡眠中に舌が上気道に落ち込んで塞がれることで起こる

「いびき」「睡眠時無呼吸症候群」の症状軽減も期待されるので

ぜひ今日からトレーニングをやってみてください♪

 

また6~8歳を対象にした小児予防矯正があります。

マウスピースを使って舌の位置を改善していく方法もありますので、

詳しくは以前のブログをご覧下さい!

MRC小児予防矯正について


 当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
 
古賀歯科医院  ☎092-952-8078
 

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