当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
年内は12月28日の午前中まで診療を行います。新年は1月5日9:00より診療を行います。
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こんにちは!!
福岡県那珂川市中原にある古賀歯科医院の歯科衛生士 吉富です!
最近ではコロナ禍のため、日常生活でマスクを着用する機会が増えています。
そのなかでますます気になるようになったのが、口臭ではないでしょうか?
今回は口臭についてお話していきます!
口臭は本人ではなく第三者が臭いを不快に感じるか否かという点です。
臭覚には個人差があり、同じ人でもそのときの体調や心理的要因によって、
臭いの感受性が大きく変化します。
口臭の原因となる主なにおい物質は、以下のものです
↓
クインテッセンス出版 歯科衛生士 2020年10月号より
いくつかの要因が重なり合って口臭が発生している場合がほとんどです。
① 生理的口臭
生きている限り誰にでも多少の口臭が認められ、それを生理的口臭といいます。
生理的口臭は主に、舌の後方部についた汚れ(舌苔ぜったい)が
原因で発生します。
睡眠時に唾液が減少し、細菌が増殖して起床直後がピークになります!
起床直後に舌を清掃すると口臭は弱まります。
※ポイントは後ろから手前に引くこと!!
歯科衛生士 2020年10月号より
② 食べ物による口臭
ネギ、ニラ、にんにくなどを食べた後は口臭が強くなります。
体内で消化・吸収されたものが血液によって運ばれ、肺から呼気として
におう場合があります。
③ 疾患・病気が原因による口臭
口臭の約90%以上は口腔内の病気が原因と報告されています。
最も多い原因は歯周病で、歯石をとったり口腔清掃を徹底することが重要です!
毎日のブラッシングにデンタルフロスや歯間ブラシで、間の清掃もしっかりと★
糖尿病の方は呼気から
甘酸っぱいフルーツの臭いと称されるアセトン臭がします。
また歯周病も重症化しやすい傾向にあります。
☆唾液が減少した方にはマッサージが有効です☆
唾液の役割には、口腔内をキレイに洗浄する作用、抗菌作用、
粘膜の保護作用などがあります。
前回のブログでお話した唾液腺マッサージです!
唾液の量が減ってしまうと口腔内が不潔になり、口臭が発生しやすくなります。
歯科検診を受診し、定期的に歯石を取ったり
口腔衛生指導を受けることで口臭も予防しましょう!!
こんにちは!
福岡県那珂川市中原にある古賀歯科医院の歯科衛生士の御厨です。
今回は、唾液についてお話していきます。
唾液はお口の健康にとても重要な役割をしています!
唾液の分泌量は個人差がありますが、1日に1~1.5リットル分泌されると言われています。
唾液の働きとして
①消化作用(食べ物を消化する働き)
②保護作用(お口の中に傷ができないように守る働き)
③洗浄作用(お口の中を綺麗にする働き)
④殺菌・抗菌作用(細菌が入ってくるのを防ぐ働き)
⑤緩衝作用(お口の中を中和してくれる働き)
⑥再石灰化作用(むし歯を防ぐ働き)
⑦排出作用(異物などを体から排除しょうとする働き)
このように唾液にはたくさんの働きがあります。
唾液が減ると起こりうる影響は…
①むし歯になりやすくなる
②歯周病になりやすくなる
③入れ歯が痛くなりやすくなる
④カビがはえる
では、唾液を出しやすくするためにはどのようなことをすればいいのでしょうか…
まずは、十分な水分補給を心がけましょう。
話す、歌う、笑うだけでも唾液の分泌量は増えます!
そして、よく噛みましょう。
噛めば噛むほど唾液は増えます。
キシリトールガムを噛むといったことも有効です。
他にも、唾液腺マッサージ
舌トレーニング
唾液が少ないと感じたら
ぜひ、やってみてください!!
こんにちは!
福岡県那珂川市にある古賀歯科医院の歯科衛生士 森山です(*^^*)
みなさん、「フッ素」という言葉は聞いたことありますか?
普段使っている歯磨き粉にも配合されていますね。
このフッ素は、虫歯予防に効果的とされています!
今回は、歯科医院で行う『フッ素塗布』についてお話します(^^)/
まず、「フッ素」にはどのような効果があるのか・・・?
★酸に溶けにくい歯を作る
★虫歯菌の働きを弱める
★初期むし歯を治す(再石灰化の促進)
<クリニカホームページより引用>
●歯科医院でのフッ素塗布
歯科医院で使用するフッ素は、濃度が9000ppmと家庭で使用する歯磨剤(1000~1500ppm)に比べて高濃度のものを使用しています。
定期的に歯面に塗布することで、酸に溶けにくい強い歯を作るように促すことができます。
当院では、定期検診ごとにフッ素塗布をおすすめしています!
歯科医院でのフッ素塗布と家庭でのフッ素入り歯磨剤やフッ素洗口などを組み合わせて使用することにより、積極的な虫歯予防を行うことができます!
Q.高濃度フッ化物配合歯磨剤の使い方は?
A.①歯ブラシに、歯磨剤をつけ歯面全体に広げます。
②2~3分間、泡立ちを保つように磨きます。
③歯磨剤を吐き出し、5~15mlの水で5秒間程度ブクブクうがいをします。
④うがいは1回だけして、歯磨き後は1時間程度は飲食を控えましょう。
Q.フッ素はいつ頃からすればよいのか?
A.フッ素は乳歯が生え始めた頃から永久歯まで使用でき、乳歯萌出直後は特に
虫歯抑制効果が期待できます。
Q.フッ素の効果を最大限に引き出せる工夫は?
A.フッ化物洗口やフッ化物配合歯磨剤、歯科医院でのフッ素歯面塗布などの
さまざまなフッ化物製剤を継続的に併用するとより効果的です。
また、唾液中のフッ素濃度が4倍近い状態で保持される就寝前の使用が
おすすめです。
効果を高めるためには、フッ化物製剤を使用した後は1時間程度
飲食を控えたほうがいいです。
◆フッ素塗布はこんな人にもおすすめ!!
「磨きすぎ」や「歯周病」による根面の露出がある方
「根面のむし歯」予防が必要な年配の方
硬い歯ブラシで力強く磨くことで短期間で歯ぐきが下がり、根面が露出することで
知覚過敏を訴える方も多いです。
また、加齢や歯周病が原因でも歯ぐきが下がり、根面が露出します。
エナメル質という硬い組織に比べて軟らかい根面は、むし歯のリスクが高く
進行も早いので、歯磨きでの歯垢除去に加え、フッ素塗布による予防をおすすめ
します!
◆歯磨き粉の成分表示には、フッ素は「フッ化ナトリウム」「フッ化第一スズ」
「モノフルオロリン酸ナトリウム」という名前で記載されています。
ぜひ確認してみて下さい♪
【パッケージに1000ppmを超えるとされているものは、6歳未満のお子さんには
使用を控えてください。】
当院でもフッ素塗布を行っていますので、なかなか定期検診に行けてない方も含め
一度ご来院ください♪
こんにちは(^o^)ノ
福岡県那珂川市中原にある古賀歯科医院の受付の林田です♪
皆さんは、むし歯や歯周病は口腔ケア不足だけで起きる病気だと思っていませんか?
むし歯や歯周病は細菌感染が原因で起こる病気ですので、
唾液を介して相手にうつしてしまう恐れがあります。
例えば、産まれたての赤ちゃんは、
お口の中にむし歯菌や歯周病菌を持っていません。
母親など周囲の大人からのスキンシップや
箸・スプーンの共用などにより、
お子さんに感染させてしまう可能性があります。
つまり、生活をしていく中で家族同士や恋人同士、
食事を共にする友達であっても
むし歯や歯周病菌をうつしてしまうリスクがあるのです。
特に夫婦間での感染は25〜33%と言われています。
他にも、毎日食事を共にする家族、
一緒に遊ぶ際の親から子どもへの感染が多いことから、
予防と治療には家族全体での取り組みが必要となってきます。
人とのコミュニケーションや
赤ちゃんとのスキンシップはとても大事です!
感染させないために距離をとるのではなく、
感染させないために、自身が清潔な口腔内を保つことを目標にしましょう!
自分ひとりの問題だけではないことを考えていただき、
家族ひとりひとりが、むし歯・歯周病予防に努めるようにしましょう。
予防法については、お気軽に当院までご相談ください。
歯のクリーニングなどの具体的な施術だけでなく、
適切なブラッシング法の提案などもさせていただきます。
お待ちしております!
こんにちは!福岡県那珂川市の古賀歯科医院の歯科衛生士 佐々木です!
今月は知覚過敏についてお話したいと思います。
知覚過敏とは?
むし歯や歯の神経の炎症がないにもかかわらず、冷たい食べ物や飲み物、甘いものを口にしたり、歯ブラシの毛先が当たったりしたときに、歯がしみたり痛んだりすることを知覚過敏(正式には象牙質知覚過敏症)と言います。
歯は硬いエナメル質で覆われており、その中にはやわらかい象牙質が歯の神経を囲むように存在しています。この象牙質には刺激を感じ取って神経に伝える構造があり、露出すると歯磨きや食事による刺激が強く伝わるようになってしまいます。
~原因~
知覚過敏にはいくつか原因があります。
①歯肉の退縮
歯肉の位置は加齢とともに少しずつ下がってきます。それに伴って歯の根っこが露出し、象牙質がむき出しの状態になります。このような状態になると、歯ブラシが触れたり、温度変化などの刺激で痛みを感じることがあります。
②歯の摩耗
歯のすり減りによって知覚過敏症状が出ることがあります。特に歯ぎしりが強い人や噛みしめる癖がある人はエナメル質がすり減り象牙質が露出します。
③歯が溶けることによる象牙質露出
エナメル質はpH5.5程度で溶け始めます。炭酸飲料を長時間かけて飲むような習慣や、酸っぱい飲み物や食べ物を頻繁にかつ長時間摂取するような習慣があると、歯が溶けてしまい象牙質が露出します。このような状態の歯を酸蝕歯といいます。食生活の改善が必要です。
④むし歯の治療に伴う知覚過敏
歯を削るという処置そのもので、歯の神経が痛みを感じやすくなってしまうことや、治療法によって、かみ合わせた時に痛みを感じるようになるということもあります。しばらく経過を見て知覚過敏がなくなる場合もありますが、ひどくなる場合には再治療を行うことや、神経を取る治療が必要になることもあります。
⑤ホワイトニングに伴う知覚過敏
ホワイトニングで使う薬剤による影響によって、一時的に軽度の知覚過敏が起きることがあります。ホワイトニング治療が終了すれば、知覚過敏も数日でなくなります。
~対処法~
①歯の神経の興奮を抑える薬を塗るまたは歯磨剤を使用する
知覚過敏は歯の神経が刺激を受けて、痛いという信号を中枢に送ることで私達は痛いと感じます。この神経の信号を送らせないようにする、つまり神経を興奮させないという治療法もあります。これは歯の神経の周囲をカリウムイオン(K+)が多く取り巻いていると神経の細胞が興奮しにくくなるということを利用したものです。
②象牙質の露出部分を埋める
象牙質表面がすり減っていたり、酸で溶けていて凹みがある場合には、
その凹み部分にプラスチックの材料を埋めて露出部分をなくします。
③神経を取り除く
知覚過敏は一過性の痛みですが、痛みの持続時間が比較的長いような場合や、その痛みが非常に激しい場合には、歯の神経に炎症などの変化が起きていることも疑われます。できれば歯の神経は温存すべきですが、生活に支障が出るようであれば、歯の神経を取り除く治療をすることもあります。
最後に...
むし歯や歯周病が原因でしみていることもありますので、しみる症状のある方は早めの歯科受診をおすすめしています!
こんにちは!
那珂川市中原にある古賀歯科医院の歯科衛生士の鳥巣です(^^)/
今回は、妊婦さんの歯科検診についてお話していきます。
みなさんはなぜ妊婦さんが歯科検診を受けた方が良いかご存知ですか?
妊娠するとつわりが起こり、体調を崩しやすくなり、まともに歯磨きが
できなくなったり、一気に食事をすることが難しくなり、間食が増えたりと
お口の中の環境が悪くなり、虫歯になるリスクが上がります。
また妊娠すると女性ホルモンが増えます。
そのホルモンを餌にする歯周病菌がおり、それによって歯茎が腫れたり、
出血したりと妊娠性歯肉炎というものになることがあります。
このようなことが起こり得るため、妊婦さんの歯科検診を
勧められることが多いです。
★いつ受ければいいの?
歯科検診を受けるタイミングはつわりなどが治まり、安定期に入っている
妊娠中期をお勧めします。
★歯科麻酔、レントゲン写真は大丈夫?
歯科麻酔は局所に使用し、薬液の量も少ないので直接赤ちゃんへの影響はないので
問題ありません。
レントゲン写真も防護用エプロンを着用して撮影するので、直接赤ちゃんに
当たることはないので問題ありません。
★抜歯はできるの?
基本的に妊娠中抜歯をすることはありません。
抜歯のストレスはもちろんですが、
抜歯後の抗生物質や痛み止めが
母体の赤ちゃんに影響する可能性が全くないとは言い切れないからです。
なので、親知らずや抜歯をしないといけないような歯は妊娠前に
抜歯することをお勧めします。
他にも妊娠中の注意点や、妊娠中のお口のケアの方法などもお伝え致しますので、
お時間がある時に是非検診を受けてみてください、お待ちしております💛