こんにちは。福岡県那珂川市にある古賀歯科医院のDA山田です。
11月18日に西部ガスホールで行われた、【 STEP with R And PABC
ANNUAL MEETING 】にDrとスタッフで参加しました。
院長が参加しているスタディーグループの合同発表会です。
患者さまに最も効果的な治療を提供すべく日々研鑽を重ねてある先生方ばかりで
その先生方の症例発表はすごく刺激になりました。
また、改めて歯科治療におけるチームワークの大切さを感じました。
私たちも、日々連携をとり患者さまにとって最善の治療を提供できるように
頑張っていきます!(^^) /
ところで、みなさんの中で歯が痛くなって歯医者に通い始めたけど、
予約の都合が合わなかったり、痛みが無くなったからと
そのまま放置してる経験のある人はいませんか??
今回は治療の中断が引き起こすトラブルについてお話します。
神経を抜いた歯を放置すると
歯の内側は外側のエナメル質よりもやわらかく弱いので、
そのまま放置しておくとむし歯のリスクが高まります。
また、神経を抜いた歯はむし歯による痛みを感じることがないため
むし歯が進行しても気がつきません。
さらに根の内部が汚れ感染すると、根の先に膿がたまり再び痛みが出てきます。
最悪の場合、抜歯が避けられない状態になることもあります。。。(><)
被せ物の型を取ったあとで放置すると
時間の経過とともに歯も移動してしまうので被せ物の型を取ってから
装着するまでの時間が長くなると、被せ物が合わなくなることがあります。
合わない被せ物はむし歯を招く原因になりますし、
作り直しとなるとさらに費用や期間がかかることがあります。
仮歯のままにしておくと
仮歯は文字通り「仮の歯」ですので、そもそも長く持つようにはできていません。
すり減ってすきまができた所からむし歯になったり、
すり減った分だけ歯が移動したり倒れてきたりすることによって、
噛み合わせが変わってしまったりするリスクがあります。。。
応急処置のあとで放置すると
応急処置で痛みや腫れが治まったとしても、根本的な原因は取り除かれていません。一時的に症状が改善すると様子を見たくなりますが、
応急処置はあくまでも対症療法に過ぎません。
応急処置を繰り返すだけではだんだん症状が悪化する場合が多く
最悪、歯を失うことにもなりかねません!
抜歯が必要な歯を放置すると
重度のむし歯やトラブルを招くおそれのある歯を抜かずにそのままにしておくと、
腫れて痛みが出たり周りの歯にまで影響を及ぼし、
口腔内環境を悪化させてしまう可能性があります。
特に、下顎の親知らず周囲の組織は炎症が広がりやすいです。
頬が腫れたり顔全体が腫れたり、ひどくなると喉にまで炎症が広がり、
食べ物が飲みこみにくくなるだけでなく呼吸困難になることもあります。
このように『 まだ大丈夫。 』と思って放置していると,
症状はどんどんひどくなってしまいます。
症状がひどくなると、痛みを伴う処置をせざるを得なくなることがあります。
仕事や用事などさまざまな理由で治療を中断し、
次の予約を先延ばしするうちに歯医者に行きづらくなってしまった
という患者さんの声を聞くことは少なくありません。
もちろん『 気まずさ 』はあると思いますが、
それよりも歯と口腔内環境の悪化が心配です。
少しでも痛みや違和感を感じたら、早めにご相談してくださいね ! (^^) ☆彡
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。