飴やガムはとても危険!

こんにちは。那珂川市中原にある古賀歯科医院のDA原田です(*^_^*)

 

 

今回は「歯頚部のむし歯の原因」についてのお話をします。

 

歯頸部とは歯と歯茎の境目の部分のことです。

 

飴またはガムは歯頸部のむし歯になりやすいです。

 

飴とガムの最大の問題点は、口の中にしばらく居座ることです。

 

 

上の写真は・・

赤い線がジュースを飲んで30分以内に、特別なガムを噛んだ時。

 

水色の線が飴をなめてから同じガムを噛んだ時。

 

のグラフです。

 

①ではpHがぐんと酸性に下がらないうえに、

ガムを噛む行為により唾液の分泌が促進され、速やかに中性に戻っています。

 

一方②では、ガムを噛んでもpHはなかなか中性に戻ることはありません。

 

飴は、むし歯を大量に作り出す原因であるので極力食べないほうが良いです。

 

 

もし、飴やガムをを食べるならキシリトール含有のものがお勧めです☺

(キシリトール含有と書いてあっても糖が入っていればむし歯になるので要注意です)

 

キシリトールを始めとする糖アルコールは、むし歯の原因になりません。

 

糖アルコールからは、口の中で歯を溶かすほどの酸は作られないからです。

キシリトールの方が甘みが強いので、その甘味により唾液も出やすくなります。

 

酸を作らないこと、そして、唾液の分泌を刺激して酸を中和することが、

キシリトールがむし歯の原因にならない理由です。

 

キシリトールをガムやタブレットの形で一定期間以上口の中に入れると、

むし歯の原因となる歯垢が付きにくくなるだけでなく、歯の再石灰化を促し、

歯を固くします!

 

さらに、キシリトールには、むし歯の大きな原因であるミュータンス菌の活動を

弱める働きも持っています。

 

 

古賀歯科医院でもキシリトールガムとして

アップルミント味とマスカット味、ミント味を

置いていますので、是非購入してみてください☆


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古賀歯科医院  ☎092-952-8078