レントゲンはなぜ撮るの?

こんにちは。初めまして!

那珂川市中原にある古賀歯科医院 DAの山田です。

春に入社して、主にカウンセリング等を担当しています。

よろしくお願いします。(*^^*)

 

当院では初めて来られた患者様に、少しでも安心して治療を受けて頂くために

初診カウンセリングをさせていただいています。

その中で『歯医者は、何回もレントゲンを撮るよね~。』

『前医では意味もなくレントゲンを撮られた。』

などの声を聞くことがあります。

そこで今回は、レントゲンについてお話します☆

 

【 レントゲン なぜとるの?】

1. むし歯は目で見ただけでは分かりづらく、見た目が小さな穴でも中で大きく広がっていることがあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

2.レントゲンでは虫歯から神経までどれだけの距離があるか

また、外から目では見えない場所(歯と歯の間など)から虫歯になっていないか

見つけることができます。

 

3. 根のさきに膿の存在があるか、さらにその大きさや広がりを見ます。

根の治療途中に、きちんと根の先まで器具が届いているか。

根の先まで、きちんとお薬が入っているかを確認することもできます。

 

4. 歯周病の進行度を見ることができ、レントゲンによって歯を支えている骨が

どの程度減ってきているかを確認することができます。

5.抜歯をする時は、歯根の長さ・形・骨との関係などの確認をして安全確実な抜歯をすることができます。

 

6. 子供さんの場合は、これから生えてくる永久歯の状況確認もできます。

 

このように見えないものを写し出すレントゲンは、歯科治療に欠かせないものなの

です!!

 

【 歯医者のレントゲンは、安心なの?】

歯科医院で撮影するレントゲン写真の安全性について、不安を感じている方も多いと思います。

自然界には放射線が存在し、私たちは常に食物や地面などから放射線を受けて

います。

その量は、日本では年間約1,5ミリシーベルトです。外国では10ミリシーベルトになる所もあり、世界の平均は2,4ミリシーベルトといわれています。

歯科医院で撮影される小さなレントゲン写真の放射線量は0,01~0,03ミリシーベルトで、顔全体を撮影する大きなレントゲン写真でも放射線量は約0,04ミリシーベルト

です。 

以上のことから、歯科医院で撮影されるレントゲン写真の安全性は高いと言えます。
また、レントゲン写真を撮影する時に、鉛の入った重たいエプロンなどを着用すれば被曝量をさらに少なくすることができます。


それよりもレントゲン写真の撮影を避けたために、

的確な診断を受けられず適切な治療を受ける機会を逃してしまうことの方が

問題です…。

 

レントゲン撮影で今のお口の状態を知り、診断を行い、治療計画を立て、経過を見ていくことはとても大切です!

私たちは、むやみにレントゲン撮影を行っているのではなく、

必要な時に必要な種類のレントゲン写真を、必要な回数だけ撮影しています。

レントゲンに対する疑問や不安が少しでも解消され、これからは安心して歯科治療を受けていただけたらと思います。☆彡


 当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
 
古賀歯科医院  ☎092-952-8078