こんにちは!
福岡県那珂川市にある古賀歯科医院
歯科衛生士の松尾です。
11月になり、外の風が冷たくなってきましたね。
日中と朝夜の温暖差もまだあるようなので
体調管理に気をつけていきましょう!
今回は「舌の使い方」についてお話していきますが、
その前に、、、
このようなかみ合わせの方、またはお子さんをお持ちの方いらっしゃいますか?
このような噛み合わせのことを
『 開咬(オープンバイト) 』
といいます。
実はこの ”開咬“ と ”舌の使い方“ が深く関係しているのです!
次につばの飲み込み方を観察していきます。
お子さんであれば、唇を少し広げて飲み込み方を見てみてください。
舌はどこに当たっていますか?
舌を前歯の裏につけてつばを飲み込んでいるならば
要注意です!!!
正しいつばの飲み込み方は・・・
左の図のように、
上あごに舌をつけ飲み込むことが、正しい舌の使い方、飲み込み方です。
なぜ、前歯の裏に舌を押し当てて飲み込むと、開咬になるのでしょうか?
私たちは1日の中で、約600回飲み込む動作をしています。
したがって、舌癖のある人は飲み込むたびに舌で歯を押していることになります。
その結果、開咬になってしまうのです。
実は、舌の力は、歯を動かしてしまう位の強い力なんです。
もし、前歯の裏に舌を押し当てて飲み込んでいる方は
上あごにつけて飲み込むように心がけましょう!
他にも、開咬になる原因としては、
①指しゃぶり(3歳を過ぎてもしている場合)
②爪咬み
③口呼吸
④口がポカーンと開いていることがある
このような方にも多くみられます。
開咬になると、
発音がしずらくなる、唇を閉じようとすると唇が緊張する、
口呼吸がある方は、風邪をひきやすくなる、
奥歯に負担がかかるので、むし歯ではないのに歯が痛くなる、
顎に疲労感がでる、顎が痛くなる、
などのことがおこります。
成人の方であれば、矯正が必須になりますが
まだ小さなお子さんであれば、トレーニングにより改善できる可能性があります。
しっかりとした咬み合わせで、お食事をしたいですよね!
古賀歯科医院では、矯正専門医にも来ていただいています。
矯正相談も可能です!
歯並びや咬み合わせが気になる方はぜひご相談ください☆
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。