こんにちは。
福岡県那珂川市中原にある古賀歯科医院のDH森山です(^^)/
今年も紅葉の季節がやって来ましたね。
今頃は紅葉が色づき始めて、緑やオレンジ、赤色のコントラストが綺麗な頃ですね☆
先日、古賀歯科医院のメンバーで山登りをしに
佐賀県の「基山」まで行って来ました!
皆で山頂まで登って、自然の気持ちの良い空気と景色が見れて
とてもリフレッシュ出来ました♪
草スキーもして、ワイワイ楽しく過ごせたので充実した休日になりました!
皆さんも今の時期にぜひ紅葉狩りに行ってみてください♪
今回は、入れ歯のメインテナンスについてお話します。
みなさん、入れ歯のお手入れは充分に出来ていますか?
清掃の目的として、一般的にむし歯予防・歯周病予防・口臭予防だけ
だと思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、歯周病原細菌と関連性が高い
とされる全身疾患(糖尿病・誤嚥性肺炎・早産・動脈硬化など)の改善や予防のためでもあります。
そのため、清潔な入れ歯を使っていけるように正しいお手入れの方法を
知っておきましょう!
◎入れ歯の清掃の基本は、義歯ブラシか歯ブラシです。
ポリデントなどの入れ歯洗浄剤をテレビのCMで目にすることがあると思いますが、
これはあくまでもブラシでの清掃を補うものであり、
「洗浄剤に漬けておけばバッチリ!」という解釈は誤りです!
ブラシでの清掃を行った上で洗浄剤に漬けるようにしましょう。
ブラシで磨く際は、泡タイプの洗浄剤を使うとより効果的です!
*注意*
・研磨剤によって入れ歯の表面を傷つけてしまう可能性のある歯磨き粉や
熱湯消毒は変形の原因になるので避けましょう。
◎入れ歯は菌の温床になります
入れ歯には、目には見えない微細な凹凸があります。
デンチャープラーク(入れ歯に付着した歯垢)は、そういった凹凸や
バネ周辺の溝、歯と歯の間を起点として付着・増殖する傾向があるので、
様々な角度からブラシを当てる必要があります。
↑デンチャープラークが付きやすい所
また、バネがかかる歯の清掃を怠ると、歯に付着していたプラーク(歯垢)は
デンチャープラークとして入れ歯側で増殖をします。
そういったデンチャープラークによる入れ歯の劣化を防ぐためにも、
口腔ケアは欠かせません!
◎デンチャープラークと全身疾患はどんな関係があるのか?
口腔内には、カンジダ菌(カビの一種)が常にいます。
この菌を含むデンチャープラークの付着・増殖した入れ歯を使用する問題点は、
唾液と一緒にデンチャープラーク内の多種多様な微生物を、入れ歯から
各臓器に拡散させていることです。
微生物は、歯周組織にとどまらず、呼吸器系や心臓血管系まで移行するのです。
特に、プラークと関連性が強い病気として、
「誤嚥性肺炎」があげられます。
入れ歯のケアは、口腔内の健康もですが、全身の健康にも関わってくるので
とても大切です!
皆さんも正しくお手入れができているか見直してみてください(^^)/☆
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。