こんにちは!
筑紫郡那珂川町中原にある古賀歯科医院のDH三宅です(^^)
“食欲の秋”と言われる季節になりました
美味しい食事をする上で一番欠かせないのが歯です。
むし歯治療等をした後に金属を入れた歯でかむと
違和感を感じることはありませんか?
これは硬い金属がかむ力によってたわみ、
歯を押し広げる為に違和感や痛みが生じて起こります。
今月のKDCニュースは当院常勤技工士の御手洗が
【たわみ】について書いています!!
天然の歯は同じ組織・硬さなのでたわむ量も同じですが
間に金属が入っていると金属がたわむことで金属よりも
柔らかい歯は外に押し広げられ大きくたわみます。
そうすると本来のかむ力ではない方向からの
力が加わり痛みを生じてしまいます。
これは入っている金属が大きいほど、
残っている歯の面積が少ないほどたわむ量も
大きくなり痛みも生じやすくなります。
また、たわみはかぶせ物が外れることにも影響しています。
かぶせ物と歯の間にあるセメントは、二つがたわむことで
両方向から引っ張られる力がかかり、それを繰り返していくうちに
段々とセメントにひびが入ります。
その隙間に唾液やプラークが入ることでセメントが崩れ
歯との接着力が弱まりかぶせ物が外れてしまう原因になってしまいます。
そして、セメントが無くなった隙間にプラークが
停滞することでむし歯ができ二次的むし歯の再発に繋がります。
そして一番怖いのが歯根破折です!
奥歯にはひとかみで10㎏~20㎏の力がかかっています。
金属はとても硬いので、細い根の中に入っている場合、
1カ所に力が集中し根にヒビが入ったり
割れたりする可能性があります。
根が完全に割れてしまうと歯としての機能が
失われるので抜歯をするしかなく、歯を失ってしまいます…
こういった症状を防ぐには予防と口腔ケアを
してむし歯にならないようにする事や
治療が必要になった場合は歯に負担が
かかりにくい素材や精度の高い物を入れて
守っていくことがとても大切です!!
当院はご予約の方が優先です。
来院される際は、事前のご連絡をお願いします。
古賀歯科医院 092-952-8078
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。