こんにちは
那珂川町中原にある古賀歯科医院のDT御手洗です
夏の暑さも和らぎ、気持ちの良い秋晴れになってきましたね
今回は総入れ歯の吸着についてお話させて頂きたいと思います。
部分入れ歯のように固定する部分がないのに、総入れ歯はどうして外れてこないんだろう?
と不思議に思われたことはありませんか?
構造的には、本当に粘膜の上に入れ歯が乗っているだけなんです
しかしその二つの間に『唾液』が入ることで、
入れ歯が吸盤のように粘膜にくっつくことができます!
これは唾液の表面張力(接触面積を減らそうとお互いがくっつき合おうとする力)が、
粘膜と義歯の両方を『ひっぱる力』として働いているからなんです
この表面張力がしっかりと作用していれば
支えが無い義歯でも吸盤のようにしっかりと粘膜にくっつくことができ、
しっかりとかむことが出来ます
しかし、粘膜と義歯とがぴったりと合っていないと唾液の間に空気が含まれ、
表面張力が十分に働かず義歯が動く・外れる、といった原因になってしまいます
また、唾液の量が少ないと引っ張る力が弱まるだけではなく、
粘膜と義歯が直接擦れて痛みを生じやすくなります
痛みも無く、しっかり粘膜にくっつき、しっかり美味しくかめる入れ歯には
唾液と適合が必要不可欠です
どちらかがかけても義歯本来の力を発揮することは出来ません。
義歯が動いたりよく外れる、という方はこの唾液を気にされてみてはどうでしょうか?
当院は予約の方優先です。来院される時には事前のご連絡をお願いします。
古賀歯科医院 092-952-8078
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