こんにちは。那珂川市にある古賀歯科医院の歯科衛生士 岡本です。
今回は「正しい舌の位置」についてお話していきます。
みなさんは正しい舌の位置を知っていますか?
正しい舌の位置は「舌の先端を上の前歯の裏のスポットに軽く触れ、
舌の全体が上あごについている状態」です。

右のように舌が下がり正しい位置にない方は、
舌の筋力が低下している可能性があります。
このことを「低位舌」といいます。
普段、舌がどこにあるかを意識することは少ないかもしれません。
しかし、舌には正しい位置(スポット)があり、それを保つことで歯並びや呼吸、
姿勢、口腔機能などに良い影響を与えることになります。
舌が正しい位置にないと身体にもさまざまな影響を与えます。
①口呼吸になる
舌が正しい位置にあると正しい呼吸の「鼻呼吸」ですが、低位舌であったりすると「口呼吸」になりやすいです。
口呼吸だと鼻のフィルター機能が働かず、外気を直接口から喉に吸入してしまい
細菌やウイルスを直接体内に取り込んでしまう為、感染症のリスクが増加してしまいます。
②むし歯や歯周病になりやすくなる
鼻呼吸では空気が加湿されますが、
口呼吸は口の中が乾燥し唾液の分泌量が減ってしまいます。
特に夜寝るときは唾液の分泌量が減ります。
口の中が乾燥した状態が続くと細菌が増えやすく、
歯垢や歯石ができやすくなり、むし歯や歯周病の原因となります。
③歯並びへの影響
舌の筋力が低下することで舌が下がったり、舌で前歯を押す癖があると舌の力で歯に不均等な圧力がかかり、出っ歯やかみ合わせ不良につながります。
他にも
・いびきや睡眠時無呼吸症候群になる
・滑舌が悪くなる
・顔つきの変化(顔のたるみ)
・姿勢が悪くなる
などといった影響を受けることも多くあります。
まずは、舌を正しい位置に戻すために簡単なトレーニングを紹介していきます!
☆あいうべ体操

あー いー うー べー で1セットです。
ポイントはお口を大きく動かすことです!
これを一日30回を目安に行っていきましょう。
☆スポットトレーニング


意識的に舌をスポットに置く習慣をつけていきましょう。
☆舌回し

このようなトレーニングを続けることにより舌だけでなく
口周りの筋肉も一緒に鍛えられます。
それにより咀嚼力が向上し、嚥下もスムーズに行えるようになります。
また、唾液の分泌が促され唾液の分泌量が増加するとむし歯や歯周病、
口腔乾燥の予防にもつながります。
さらに正しい舌の位置は気道を広げて鼻呼吸を促し、
「いびき」や「睡眠時無呼吸症候群(SAS)」の予防にも役に立ちます。
正しい舌の位置だけ意識するのでなく日常生活の中で口を閉じ、
鼻で呼吸するように心がけましょう!
舌の正しい位置を保つことは単なる歯並びや口腔習慣の問題だけでなく、
呼吸や姿勢、睡眠の質など全身の健康に結びつきます。
今日からぜひトレーニングを始めてみてください!
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。




