こんにちは!福岡県那珂川市にある古賀歯科医院の歯科衛生士 佐々木です!
今月は歯並びについてお話ししたいと思います。
歯並びが悪いこと(歯列不正)をコンプレックスに感じる人は少なくありません。
歯並びが悪いと見た目に影響するため、自分に自信が持てない、思いっきり笑うことができないなど、精神面への影響は大きいと言えるでしょう。
また、口の中が不衛生になりやすく、咀嚼・発音がしづらい、顎に負担がかかるなどのデメリットもあります。歯並びは、心の健康、口の中の健康、ひいては全身の健康にも影響しているのです。
そもそも、歯並びが悪くなるのはどうして?
歯並びが悪くなる原因には、顎の大きさなど
遺伝的な原因がありますが、生活習慣の中に
原因が潜んでいるというケースもあります。
指しゃぶりや爪噛み、舌癖など、
歯に力が加わる習慣を継続していると、
歯並びに影響してきます。
また乳歯がむし歯になり、通常抜け落ちる年齢よりも早く抜歯すると、抜いたスペースに周りの歯が寄ってきて、永久歯が綺麗に生えてこないことがあります。
大人になってから歯並びが悪くなることもあります
むし歯や歯周病も歯並びに悪影響を及ぼします。
特に、歯周病は歯を支えている歯槽骨が溶けてしまうため、歯が動きやすくなります。
またむし歯や歯周病が原因で抜歯した場合、抜いた部位に歯を補わず放置すると、
周りの歯が動いてしまうことがあります。
不正歯列の種類
①叢生
顎が小さいため、歯が正常に生えるスペースが十分になく、
歯が重なり合って生えてくる状態を言います。
八重歯もこれに含まれます。厚生労働省の調査では、
不正咬合の種類の中で叢生が最も多い(全体の43%)ということがわかっています。
②上顎前突
上顎前歯が下顎前歯よりも標準値を越えて前方に突出している状態を言います。
先天的な原因として、上顎骨が下顎骨より大きいといった遺伝的な要因が関係していることがあります。
後天的な原因としては、指しゃぶりや舌癖(舌で前歯を押す)などにより、
前歯に継続的に力がかかり、 突出してしまうことがあります。
③下顎前突(受け口)
上顎前歯よりも下顎前歯が前に出ている状態を言います。
遺伝的な要因や、口呼吸・舌癖などが原因になります。
④開咬(オープンバイト)
奥歯が咬みあった状態で、前歯が咬みあわず、上下の前歯に隙間がある状態です。
そのため、前歯で物を咬み切ることができません。
遺伝的要因や、おしゃぶりの使用・口呼吸・舌癖などが原因になることもあります。
歯並びを治す「矯正治療」とは?
子供の矯正治療を「小児矯正」と呼びますが、
子供の矯正治療と大人の矯正治療では違いがあります。
生え変わり途中で乳歯が残っている子供の矯正治療は、
顎の成長をコントロールし、骨格を改善しながら治療を進めていきます。
そのため、抜歯せずに済む可能性があります。
一方、大人の歯列矯正はブラケット矯正とインビザライン矯正があります。
それぞれ特徴がありますが目立ちにくさや手入れのしやすさは
断然インビザライン矯正です!
私も叢生という不正歯列だったので現在インビザライン矯正を行っています!
詳しく知りたい!という方は古賀歯科医院のHPをご覧ください!
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