こんにちは!那珂川町中原にある古賀歯科医院のDH佐々木です。
今月のKDCニュースは親知らずについてです。
親知らずの由来は18歳から20歳前後、親元を離れるころに生え、
親が歯の生え始めを知らないために、親知らずという名がついたといわれています。
第三大臼歯(だいさんだいきゅうし)が正式な名称で、智歯(ちし)とも呼ばれています。
『親知らずは抜いた方がいい』と聞いたことがある方が多いと思いますが、
この理由は親知らずによって痛みが出たり、
他の歯に様々な悪影響が生まれるからです。
今回は抜いたほうが良い場合と抜かない場合についてお話します。
⚡親知らずを抜くケース⚡
①親知らずの前の歯が歯周病やむし歯になる前に抜く
親知らずが横や斜めに生えていると、親知らずと親知らずの前の歯との間の歯周ポケットが深くなります。
そのため、親知らずの前の歯が歯周病により弱ってしまいます。
なので、親知らずの前の歯の歯周ポケットが深くなる前に、
親知らずを抜歯したほうがいいのです。
②妊娠、出産時には抜歯は出来ない。
妊娠や出産時には女性ホルモンによって歯周病やむし歯に
かかりやすくなり、親知らずに痛みが出ることがあります。
妊娠中の抜歯はリスクが高いため基本的に行いません。
抗生物質等の服用も胎児のことを考えること
できたら避けたいところです。
そのため、女性の方は20歳前後に親知らずを
抜歯しておいた方がいいのです。
⭐親知らずを抜かなくてもいいケース⭐
①きれいに生えてきて、歯磨きもしっかりできている場合
②ブリッジの支台歯にできる場合
③移植に利用できる場合
④完全に骨の中に埋まっていて、今後も問題が起こる可能性が低い場合
親知らずがある方は歯科医院で問題ないか確認しておきましょう!
痛みが出て苦しむ前に抜くのがベストです!
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
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