糖質の摂り方におけるむし歯リスクについて

こんにちは😊

那珂川市中原にある古賀歯科医院の歯科衛生士、森山です。

 

   

 

 

むし歯ができるのには4つの要素があります!

①むし歯菌
ミュータンス菌。糖を分解して酸を作り出す
②糖質
むし歯菌のエサになるもの
③歯質
歯の質や形、唾液の性質など
④時間
①②③が長く関わる時間

 

 

今回は、上記の②に関する「糖質とむし歯の関連」についてお話しします。

 

はじめに、「どのようにしてむし歯になっていくのか」皆さんご存知ですか?

 

【サンスターバトラーHPより引用】


このように、砂糖を摂取し、それが口の中に残るとむし歯菌のエサとなり、
副産物として酸を作り出します。
この酸が歯の表面を溶かすこと(脱灰)で、むし歯が進行していきます。

 

しかし、唾液がもつ緩衝作用による働きで酸性のむし歯リスクが高まった
口腔内を中性に戻し、再石灰化反応が起こることでむし歯の進行を防ぐ
ことができます。


むし歯が進行してしまうのは、頻繁に糖質を摂取したり、歯磨きを怠ることで
再石灰化が追いつかず脱灰反応が進んでしまうからです。

 

☆ポイント

・緩衝作用・・・酸を中和し、これ以上歯が溶けるのを防ぎます
・再石灰化・・・ミネラルを歯に取り込み、溶けた部分を修復します


砂糖を減らせばむし歯は防げる?

日本人は、外国に比べて砂糖の消費量はそれほど多くないにも関わらず、
むし歯の発生率が高いという以下のデータがあります。

 

【月刊歯科衛生士2025.3に記載】

 

このことから、砂糖の摂取量を制限しただけでは、効果的なむし歯予防にはならない
ことが分かっています。


「甘いもの=むし歯の原因」という認識の方が多いかもしれませんが、
糖質にはむし歯になりやすいものと、極めてなりにくいものがあります。

むし歯の原因となる、「発酵性糖質」の摂り方、量を気をつけることが大切です!

 

《 主な発酵性糖質

・砂糖(ショ糖)→むし歯菌の大好物!
・果糖
・ブドウ糖
・乳糖
・麦芽糖など

発酵性糖質の中でも酸を生産しにくい食べ物や加工されていない食べ物を選ぶと、
むし歯のリスクは減らすことができます。

 

《 非発酵性糖質 》

・糖アルコール(キシリトール、ソルビトールなど)

・オリゴ糖

・非糖質系甘味料(アスパルテーム、スクラロースなど)

 

【月刊歯科衛生士2025.3に記載】

 

○お子さんのおやつにもおすすめ!

チーズやナッツ類(無塩・無糖)
キシリトール入りガムやタブレット→摂取量は商品表示を守りましょう
ヨーグルト(無糖)
おにぎり
ふかし芋
果物(りんご、イチゴ、キウイ)
野菜スティック(にんじん、きゅうりなど)

 

△避けたいおやつ
キャラメルやグミなどの粘着性の高いお菓子
ジュースやスポーツドリンクなどの砂糖入り飲料
クッキーやケーキ、チョコなどの加工された糖質が多く含まれるお菓子

 

 

 

「ちょこちょこ食べ」むし歯を加速させる!


食事も含め、 糖の摂取回数が1日に4回以上になるとむし歯のリスクが
かなり高くなります。
1日に何度も歯を酸性に傾かせ、歯を溶かす脱灰反応がむし歯を加速
させてしまいます。
つまり、歯を「酸のお風呂」に浸しているようなものなのです。

 

 

 

《 むし歯のリスクを減らす対策 》


○ダラダラ食べをせず、時間を決めて食べる
○発酵性糖質の摂取を減らす
○食後は歯磨きをして菌を減らす(お子さんの場合は小学校3年生までは仕上げ磨きをする)
○フッ素入り歯磨き粉やジェル、フッ素洗口、歯科でのフッ素塗布など、

 フッ化物で歯を強くする

 

 


 当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
 
古賀歯科医院  ☎092-952-8078