金属アレルギーについて

こんにちは!

 

那珂川市中原にある古賀歯科医院の歯科技工士の二階堂です。

 

 

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が解除にはなりましたが未だにコロナウイルスの感染者がいるので、不要不急の外出は控える日々が続いていると思いますが、いかがお過ごしでしょうか?

日中はもう夏日のように暑いうえに湿度が高く、蒸し暑い梅雨らしい日が続いています。

 

さて、今回は金属アレルギーについて簡単にお話したいと思います。

 

金属アレルギーをおこす代表的なもの

*ニッケル

*コバルト

*水銀

*クロム

 

アレルギーをおこしにくい金属

*金

*プラチナ  など

 

 

歯科金属には様々な種類の金属が使用されています。

金、銀、プラチナ、パラジウムなど

 

*合金として微量加えられる。

銅、亜鉛、錫、鉄、インジウム、イリジウムなど

 

 

金属アレルギーをおこしやすい金属は、主に「重金属」とよばれているものです。

金属が汗や唾液などに触れると金属成分が溶け出し、金属イオンになります。

溶け出した金属イオンは体に蓄積され、その金属イオンが浸透し体のたんぱく質と結合することでアレルギー源となります。

今は金属アレルギーでない人も長期間金属イオンを取り込み続けていると金属アレルギーになってしまう可能性があります。

 

 

金属アレルギーの主な症状

*皮膚炎

*脱毛症

*味覚障害

*頭痛          など

 

~金属アレルギーの改善~

原因の金属に触れないようにすること、

原因となっている金属を口腔内からすべて取り除くことをします。

そうすることにより徐々に症状が改善していきます。

症状が治るまでの期間については個人差があります。

 

○歯科医院で使われる金属

*金銀パラジウム合金

金、銀、パラジウム、銅、亜鉛、イリジウム、インジウム

 

*銀合金

銀、錫、亜鉛、インジウム

 

*金合金

金、銀、パラジウム、銅、亜鉛、イリジウム

 

 

金属アレルギーが気になる方や、より自然な美しさをご希望の方などにはメタルフリー治療をお勧めします。

メタルフリー治療とは金属を一切使用しない歯科治療を言います。

代表的なものにセラミックを使った治療があります。

気になる方はスタッフに声をおかけください。

 

  

(写真;日本歯科大学 新潟病院 歯科アレルギー外来HPより引用)

 

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

手のひらや足の裏に水泡(水ぶくれや湿疹)が生じます。

(写真;日本歯科大学 新潟病院 歯科アレルギー外来HPより引用)


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