KDC news ~舌突出癖について~

こんにちは!

那珂川市にある古賀歯科医院の歯科衛生士 森山です(^^)/

 

 

 

 

今回のKDC newsは・・・「舌突出癖」についてお話します!

 

 

舌突出癖(幼児型嚥下の残存)とは?

食べ物や唾液を飲み込む際に、

上下の歯の隙間を舌でふさぐように舌を突き出す動きをすること。

これは正常嚥下ではなく、異常嚥下なのです。

 

 

このような癖があると・・・

不正咬合の原因となる、「開咬」になる可能性があります。

「開咬」であると口唇が閉じにくいため、常にぽかーんと口が開いた状態に

なります。

逆に、口呼吸や口唇、口の周りの筋肉が弱くなることで、外側から押さえる力が

なくなり、「開咬」になることもあります。

 

 

〈開咬〉

  

 

〈舌突出癖〉 

 

口呼吸・口唇閉鎖不全〉

 

 

 

舌の正しい位置、正常嚥下とは?

 

 

正常な舌尖の位置は、通常何もしていない時も、

上あごに接するようになっています。

嚥下する時は、その位置から上あごに舌全体を押し付けることにより、

食べ物や唾液を飲み込みます。

 

 

ガムを使ったトレーニング

このトレーニングで、舌を正しい位置に持っていく筋力と感覚を身につけます。

ガムの味と、できた時の面白さがあり楽しく行えます♪

 

①ガムをやわらかくなるまで噛み、口の中で丸めて舌の先に置きます。

②上あごに押し付けるようにしましょう。

③舌を上あごに5~10回押し付けます。

 

 

 

 

正しい舌の位置を覚え、舌筋を強化し、

 正しい嚥下を行えるように訓練しましょう!!

 

 

 

 

 


 当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
 
古賀歯科医院  ☎092-952-8078