こんにちは!
那珂川市にある古賀歯科医院の歯科衛生士 森山です(^^)/
今回のKDC newsは・・・「舌突出癖」についてお話します!
★舌突出癖(幼児型嚥下の残存)とは?
食べ物や唾液を飲み込む際に、
上下の歯の隙間を舌でふさぐように舌を突き出す動きをすること。
これは正常嚥下ではなく、異常嚥下なのです。
このような癖があると・・・
不正咬合の原因となる、「開咬」になる可能性があります。
「開咬」であると口唇が閉じにくいため、常にぽかーんと口が開いた状態に
なります。
逆に、口呼吸や口唇、口の周りの筋肉が弱くなることで、外側から押さえる力が
なくなり、「開咬」になることもあります。
〈開咬〉
〈舌突出癖〉
〈口呼吸・口唇閉鎖不全〉
★舌の正しい位置、正常嚥下とは?
正常な舌尖の位置は、通常何もしていない時も、
上あごに接するようになっています。
嚥下する時は、その位置から上あごに舌全体を押し付けることにより、
食べ物や唾液を飲み込みます。
★ガムを使ったトレーニング
このトレーニングで、舌を正しい位置に持っていく筋力と感覚を身につけます。
ガムの味と、できた時の面白さがあり楽しく行えます♪
①ガムをやわらかくなるまで噛み、口の中で丸めて舌の先に置きます。
②上あごに押し付けるようにしましょう。
③舌を上あごに5~10回押し付けます。
■正しい舌の位置を覚え、舌筋を強化し、
正しい嚥下を行えるように訓練しましょう!!
当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
古賀歯科医院 ☎092-952-8078