タバコが、歯にも良くないこと!ご存知ですか?

こんにちは。

福岡県那珂川市中原にある古賀歯科医院のDA山田です。(^^)

 

 

 

2019年になり、あっという間に2ヶ月が経とうとしてますが

今年の目標立てられましたか?

 

『今年こそは、禁煙! !』と思っている方もいらっしゃると思います。

 

健康になりたい。家族のため。タバコの価格が年々上がってるから。

 

分煙化の波で肩身が狭くなってきた。など、理由は様々だと思いますが

 

タバコが身体に良くないことは、知っていても歯にも良くないこと!ご存知ですか?

 

 

 

 

『喫煙する人の歯ぐき・歯周病への影響』

 

タバコを吸う人は、

 

・歯周病にかかりやすい

 

・歯周病の症状がひどくなりやすい

 

・歯周病を治療しても治りにくい

 

ということが分かっています。

 

タバコの何がどのように影響してそうなるのか、主な要因をいくつかご紹介します。

 

 

タバコの成分が歯周病の原因を引き寄せる

 

タバコには何千種類もの有害な物質が含まれており、

 

その一部が「タール」として歯の表面に残ります。

 

タールは普通の歯磨き程度では落としにくく、

 

歯は常にザラザラして、歯周病の原因となる

 

歯垢、歯石が付きやすい状態となります。

 

喫煙していると、歯周病の発症や進行に気づきにくい

 

タバコの有害物質は、お口の粘膜や歯ぐきから吸収され、

 

血液中の白血球の機能を低下させることで免疫機能が低下。

 

歯周病菌とたたかう力が弱くなり、

 

歯周病にかかりやすく、かつ進行しやすい状態になってしまいます。

 

タバコの煙が血管を収縮して血行を悪くする影響は、歯ぐきにも。。。

 

歯周病になっても出血や腫れが起こりにくく、

 

気がつかないうちに悪化してしまいがちなのです。

 

歯ぐきがうまく作られなくなる

 

タバコを吸うと、傷を治し組織を作る細胞の働きが抑えられ

 

歯ぐきの組織が作られにくくなっていきます。

 

すると、歯周ポケットができやすく、またより深くなっていきます。

 

このことが歯周病をより進行させてしまいます。


喫煙していると治療しても治りづらく、手術後の治りも悪いため

 

歯周病治療インプラント治療外科処置にあたっては、禁煙が強く勧められます。

 

 

 

 

禁煙の効果は?

 

禁煙することによって、歯周組織は約1ヵ月で

 

本来備わっていた免疫力を回復するようになり、

 

歯周病治療によって 、約1年後には歯ぐきも本来の健康な状態に回復する

 

と言われています。

 

歯ぐきの黒ずみも時間はかかりますが少しずつ本来の健康な歯ぐきの色に戻ります。

 

お口が健康であることは、全身の健康にも大きくかかわっており、

 

生活の質の維持と向上にとても大切なことです。

 

タバコをやめると様々な良い変化が見られます☆

 

・呼吸が楽になり、咳・痰が出なくなる。

 

・味覚が戻り、おいしく食事ができる。

 

・口の中が爽やかになり、口臭がなくなる。

 

・たばこが原因で起こる肺ガンの心配が減る。

 

・家族や周囲の人が喜んでくれる。

 

 

 

しかし、喫煙者が禁煙することは、

 

非喫煙者が考えるほど容易なことではありません。。。

 

その理由は、タバコの主要成分であるニコチンに強力な精神依存性があり

 

薬物依存症(ニコチン依存症)にかかってしまうからなのです。

 

さらに心理的な依存も禁煙を困難にしています。

 

禁煙の達成は、個人の意志の力だけでは難しいことが多く

 

周囲のサポートが必要です。

 

禁煙をはじめるために

 

・何のために禁煙をするのか明確で強い意志をもつこと。

 

・周囲の環境をととのえ、協力できる仲間づくりをする。

 

・吸いたい気持ちを発散させる方法を考える。

 

・専門家による禁煙サポート(カウンセリングとニコチン代替療法)を受ける。

 

 

 

禁煙することは、歯周病や大きな病気にかかるリスクを減らすことができ、

周囲の人への被害を及ぼすこともなくなります。

 

また、タバコをやめれば食事をおいしく味わって楽しむことができ、

生活の質の向上にもつながります。

 

歯周病予防と全身の健康のためにも

喫煙者の方には禁煙にチャレンジして、

健康な生活を送っていただきたいと願ってます☆彡


 当院はご予約の方が優先です。 来院される時には事前のご連絡をお願いします。
 
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