６月15、16日と徳島で行われた指導医講習会に行ってきました。
徳島に行くことは、人生初めてなので楽しみにしていました。

ここで臨床研修医制度について少しお話します。
６年間歯科大学で学び、国家試験を合格して初めて歯科医師免許が与えられます。
その後１年間は研修医としてさらに研鑽を積まなければなりません。
今回彼らを指導する指導医の資格を得るために、講習会に行ってきました。



金曜日の診療を早くに終えて、新幹線でまず岡山を目指しました。



岡山駅で今度はマリンライナーという快速電車に乗り換えて高松を目指します。
この電車で本州から四国に渡ります。



こちらがマリンライナーです。
指定席はこのように２階建てとなっています。
私が乗った電車はあいにく満席で、岡山から終点の高松まで立ちっぱなしでした。
高松からは友人の車で徳島まで向かいました。
食事をとったり友人の医院を見学したりしたので、ホテルに着いたのは0：30過ぎでした。



翌朝の受付は8：30です。
初日は21：00まで講習会のスケジュールが入っています。
ハードスケジュールですね。



こちらが会場の徳島大学歯学部です。
初めて来ました。



30年以上前に設立されたそうです。



この建物の中で２日間の講習が行われました。



今回の受講者は31名。
滋賀、大阪、徳島、香川、岡山、兵庫、愛媛、島根、高知からの参加です。
福岡からはさすがに私一人でした。
この中で講義があったり、グループに分かれて討論や発表などを行いました。



この写真は私たちのグループが行った発表です。
中央に写っている先生は同じグループだった先生です。
グループ内で様々な討論を行いました。
全員がキャリアを持った歯科医師なので討論を通して私も多くのことを発見できてとても充実した時間でした。
過密スケジュールだったのでトイレ休憩もほとんどなかったのがつらかったです。



多くの講習会を受けてきましたが、過酷さでいえばこの２日間の講習会はベスト３に入ります。
そのためここで過ごした時間はとても貴重なものとなりました。
今回の講習を通して人を教え育てることの大変さを知ることができました。
また大学教授や助教授の先生方からは、私たちの学生時代とはかなり変わって「優しい」教育を行わないとついてこれない学生が多いという話を聞きました。
臨床ばかりを見てきた私にとって教育現場の悩みにも驚かされました。
これからは指導医の立場も意識してがんばっていきたいと思います。

古賀歯科医院　　092-503-0821
当院は予約の方優先です。来院されるときには事前のご連絡をお願いします。