１日（土）に診療を終えて講習会に行ってきました。
今回は｢がん患者歯科医療連携講習｣というものです。



これはがんと診断され入院して手術をする前に歯科でお口の中を診ましょうというものです。
手術をするときには麻酔をするために口からチューブなどをいれます。
そのときにぐらぐらした歯があると抜けてしまったり、むし歯でとがった歯があると口の中を切ってしまうことがあります。
これでは危ないですね。

ところで誰でも一度は唾液が気管に入ってむせた経験がありますよね。
健康な時はとくに大丈夫なんですが、これが手術中や入院中に起こると問題になります。
口の中が汚れていると唾液とともにたくさんの細菌が気管に入ることで肺炎を起こすことがあります。
これが誤嚥性肺炎という病気です。
こういう合併症から患者さんを守るために医科と歯科の連携が始まっています。

今回の講習では、どういったことを患者さんに指導していくか、医科との連携の方法などについて学んできました。
これから古賀歯科医院でも医科との連携体制を築いていく予定です。

お口の中をきれいに保つことは全身の健康にはかかせません。
古賀歯科医院ではセルフケアのアドバイスとプロフェッショナルケアを積極的に行っています。
健康を維持するために一緒にがんばっていきましょう。

　古賀歯科医院　　092-503-0821
　予約外で来られるときは必ずご連絡をください。