学会に出席してきました

今日は、私が所属している日本臨床歯周病学会に出席してきました。
歯周病は「silent desease」(沈黙の病気)と呼ばれ、
自覚症状があまり出ずに進行していく病気です。
ゆっくりと歯の周りの骨が溶けていき、歯がぐらついてきて
気づくことが多い病気です。
しかも気がついた時には骨が残っていなくて抜歯になってしまうことがあります。
今回の学会では、骨の移植や再生についての長期症例が発表されていました。
しかし、必ずしも成功するものではありません。
どの演者もメインテナンスが重要であると述べていました。
古賀歯科医院でも積極的にメインテナンスを行っているので
みなさんぜひ受診してくださいね。
午後からは糖尿病と歯周病についてのシンポジウムでした。
糖尿病の方は歯周病が重篤化しやすいこと、
糖尿病の指標であるHbA1cと歯周病には関連性があるようだなど
様々なことがわかってきています。
歯周病は糖尿病の6番目の合併症
であるとの認識が必要です。
今回もいつものようにいろいろな話題が出てきてとても有意義な学会でした。


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古賀歯科医院  ☎092-952-8078
 

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