先日の土曜日の雨にはびっくりしました。朝から滝のような雨が降ってて、家から見える道路には大きな水溜まりができていました。ここ数年で雨の降り方が変わってきたような気がします。昼には晴れ間が見えて、道路が乾いていたのにも驚きました。
今週は、義歯（入れ歯）の講習会に行ってきました。
歯科界では、８０２０運動という80歳で20本の歯を残そうという運動を行っているんですが、残念ながら歯を失ってしまっている方はまだまだ多いです。数本失った場合は、ブリッジといって失った歯の前後の歯をつないで治療するのですが、多くを失ってしまった場合にはこの治療方法もできません。近年では、インプラントといって骨の中にチタンのネジを埋め込むことによって歯を入れることができるようになってきました。もちろんインプラントを選択される方も増えてきていますし、出し入れをする必要がなく、咬み心地も天然歯にもっとも近いという点においては、僕も最良の治療方法だと思います。しかし、保険が適用されないことや外科処置を伴うことから、すべてのケースにできることはなく、義歯（入れ歯）を選択する方が圧倒的に多いです。
義歯（入れ歯）の作り方は、型を取って、かみ合わせをとって、完成です。しかし、同じ義歯（入れ歯）でも歯茎がやせている人や、どこで噛んだらいいのかわからなくなった人など条件が様々なので、とても奥が深いものなんです。
今日の講習会で、さらに義歯の奥深さに気付かされ、様々な発見がありました。入れ歯で困っている患者さんは多いので、今よりももっと高い技術を身につけて、一人でも多くの方に喜んでもらえるようにがんばっていきます。