講演会に参加してきました

こんにちは、博多区東月隈の古賀歯科医院副院長の古賀です。
1月26日(日)九州大学にて行われた
【北九州歯学研究会発表会】に参加してきました。
会場に入ると多くの歯科関係者で賑わっていました。
先輩や後輩、大学の友人や勉強会で共に学んだ友人が全国から来ていました。
彼らと近況を語り合ったりすると、自分もがんばろうととても刺激になります。
 

今回のテーマは「入れ歯」についてです。
残っている歯にバネをかけたりして取り外しができる歯のことです。
私たちは専門用語で義歯(ぎし)と呼んでいます。
さらに歯が残っている場合に使うものを「部分床義歯」(ぶぶんしょうぎし)、歯がすべて残っていない場合に使うものを「全部床義歯」(ぜんぶしょうぎし)あるいは「総義歯」(そうぎし)と呼びます。
義歯を作ると言っても患者さんそれぞれに失っている歯の数や場所も違えば、顎堤(歯ぐきや歯槽骨)のやせ具合、噛み合わせも違います。
(余談ですが義歯は毎回一つ一つ手作りなので、同じ患者さんでも実は作り変えるたびに微妙に形が違っています。)
何度も調整してやっと落ち着く人もいれば、新しい義歯を入れた日からほとんど快適に使える人がいるのもご存知だと思います。
これは先ほどの患者さんごとの条件の違いによって起こってきます。
義歯にとって難しい条件がそろっている場合には、特別な型取りやかみ合わせの取り方、精密義歯を使うことによって安定して噛めるようにする必要があります。
今回の講演では多くの先生が難症例に対応した結果を発表されていました。
私自身もそのなかから多くの学びがありましたので、日々の臨床に生かしていきたいと思います。
昨今インプラントばかりに注目が集まっていますが、歯を失ったすべての方に適応するわけではありません。
どうしても外科処置が怖い方、全身疾患の影響がある方など義歯を選択される方のほうが圧倒的に多いのも事実です。
義歯で困っている方がいらっしゃったら、ご相談してくださいね。
 
当院は予約の方優先です。来院されるときには事前のご連絡をお願いします。
古賀歯科医院 092-503-0821


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古賀歯科医院  ☎092-952-8078
 

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