こんにちは 古賀歯科医院のDr木吉です(^ー^*)
突然ですが、セラミックスとは何かご存知ですか?
よく歯科の材料としてかぶせ物に利用されたり、矯正装置のブラケット部分として利用されていることをご存知の方も多いかと思います。
今回はセラミックスの材料としての特徴、歯科治療に使用した場合のメリット・デメリットなどについてお話したいと思います。
セラミックスとは1つあるいは2つの金属を含む金属酸化物のことをあらわしており、一般的には陶磁器などを意味します。
一番有名な特徴として天然歯に近い美しい白い歯にできることがあげられますが、
利点はそれだけではありません。
大きく分けて以下のような特性があります。
●光の透過性が高いため、透明感がありその人本来の歯の色を反映させやすく審美的に優れています。
●生体親和性が高く、身体に非常に優しい歯科材料です。
●保険内診療で使用されるメタルを使用せず被せを作ることが可能な為、メタルフリー
●耐熱性、耐久性、耐腐食性が極めて高い材料です。
●変形しにくい、摩耗しにくいなどの強度に優れています。
●金属と違って汚れや細菌を表面に吸着しにくく、むし歯や歯周病になりにくいです。
●接着がしっかりと出来るため、二次齲蝕(むし歯)になりにくいです。
●治療後の変色がほとんどなく、金属の透過による歯肉の黒変や金属自体の露出もありません。
しかしながら、セラミックスの硬くて変形しにくいという性質は一方では欠け易いなどの欠点でもあります。
金属のようにたわむことができない為、大きな力がかかった時に一気に破壊してしまうのです。
セラミックス自体は40年前より臨床で応用されてきたのですが、当初は割れやすく、適応症の範囲も限られており本格的な普及には至らなかったのです。
今現在では物質的性質の向上した製品が登場し、高強度のセラミックスが登場したことで前歯や奥歯など部位に関係なく修復が行えるようになりました。
審美性も勿論大切ですが、強度や物性なども踏まえたうえで最適な治療を行いたいですね。
セラミックスを使用した治療法についてご興味のある方は当院スタッフまでお気軽にどうぞ♪
当院はご予約の方が優先です。
来院される時には事前のご連絡をお願いします。
古賀歯科医院 092-952-8078
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